最高の自担との再会についての備忘録

劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダムを観ました。

 

 

わたしと一ノ瀬トキヤくんの話。

 


すごくすごく気持ちがしんどい時に、本当にたまたま出逢えたアイドルが一ノ瀬トキヤくんでした。

 

 

 

 


根っからのジャニオタで、アニメにもゲームにも縁はなかった。

 


ある日突然一ノ瀬トキヤくんに出会って、人生が変わった。きっかけなんてなかった。

転げ落ちるみたいに加速して、一ノ瀬トキヤくんに、ST☆RISHに、うたプリにのめりこんだ。

 

 

 

とっくに放送が終わってたアニメは、すべて一瞬で制覇した。

次のエピソードを早く見たくて、毎日徹夜した。

2周目もすぐに見終えた。

当時既に生産終了していたPSPを中古で買った。

初めて恋愛アドベンチャーゲームをプレイした。

好きなビジュアルを探してはキャラクターグッズを手に入れた。

 


うたプリの全てを、最初から順番に追いかけた。

 

 

 

トキヤくんを好きになって、確実に私の世界は広くなった。

 

 

 

『七色のコンパス』が好きだった。

『CRYSTAL TIME』はもっと好きで、一番好きなのは『星屑☆Shall we dance?』だった。

 

 

 

トキヤくんの歌う、きらきらした世界がとても好きだった。

トキヤくんの曲にしかない、トキヤくんの色を探すのが好きだった。

トキヤくんの歌は、全部大好きだった。

 

 

 

一ノ瀬トキヤくんのことを知る度に、トキヤくんに限りないほどの影響を与えた一十木音也くんが大切になったし、

気の置けない友人であるだろう、神宮寺レンくんと来栖翔くんがすきになった。

お互いに尊敬し合う聖川真斗くんもすてきで、正反対なのにハーモニーがあまりにも美しい四ノ宮那月くんもすてきで。

あとから知った愛島セシルくんのこともとてもかわいかった。

 


そして何より、トキヤくんに歌う場所を、情熱を、人を愛する心を教えてくれた七海春歌ちゃんのことが大好きになった。

 


トキヤくんに息を吹き込んでくれた宮野さんも大好きになった。

 


トキヤくんだけでなく、周りの人でさえ、全員大好きだった。

 

 

 

 


一瞬で好きになったからこそ、

冷めるのもびっくりするくらい一瞬だった。

 

 

 

『Be the light !』

すごく素敵な曲で、初めて聴いた時、大好きだと思った。

HAYATOだった頃のトキヤくんみたいな楽曲。

HAYATOも自分の一部なんだ、ってトキヤくんが受け止めて消化した先に生まれた曲だと思った。

過去には無駄などない、全ては必要、ってトキヤくんが歌ってくれるのが嬉しかった。

 

 

 

でも、だからって、HAYATOが歌う必要はなかったんじゃないかな、というのは今でも思ってる。

6thライブの話です。

そんな演出をつけられたことに少し落胆して、それが『アイドル・一ノ瀬トキヤ』の方向性なら、トキヤくんと運営さんがファンに見せたいと思ってくれているものと私が見たいものはこの先もっと乖離していくんだろうな、と思って、

 


そしたらもう一瞬だった。

 

 

 

お金を払って文句を言うよりも、そっと離れようと思った。

 


その後、再演された劇団シャイニングに出会った。

トキヤくんがかつて演じたTOKIは、役者・松村龍之介さんが演じてくださっていた。

この人のTOKIへの向き合い方や解釈がとても好きだなと思った。

 

 

 

皮肉にも、トキヤくんのおかげで私の世界はまた広がった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから、1年が経った。

 

 

 

 

 

 

 


映画は見ないつもりだった。

松村さんに出会う前だったからウルトラブラストは買っていたけど、そのあとの曲はひとつも聞いていなかった。

 


松村さんが観たいな、と言っていたから、

それなら私も見ようかな、と思って、

せっかくならペンラ振れた方が楽しいかなあ、と思って、

公開三日目のライブ上映に足を運んだ。

 

 

 

上映が始まってすぐ、ペンライトを握る手が凍ったみたいに動かなくなった。

 

 

 

ずっとずっとずーっと観たかったものが観られた、と思った。

 

 

 

スクリーンの中のトキヤくんは変わらずきらきらしていた。

歌っているトキヤくんがやっぱり1番素敵だと思ったし、

ウルトラブラストで真ん中を張るトキヤくんにどきどきが止まらなかった。

 


トキヤくんが笑顔で歌う姿を見て、私が見たかったのは、アイドルの一ノ瀬トキヤくんだったんだ、って改めて実感した。

 


それから、私はトキヤくんのことを何も知らなかったんだな、と思った。

 

 

 

勝手に期待して、勝手に理想を作って、勝手に幻滅してた。

トキヤくんは、いつでも歌えることが幸せなんだって教えてくれていたはずだったのに。

 

 

 

たぶん、HAYATOがどうこうとか、一ノ瀬トキヤだからどうこうとか、トキヤくんにとってはもうとっくに解決した些細な問題だったのかもしれない。

引きずっていたのは私の方だった。

 

 

 

 


わたしがST☆RISHにこだわり続けたのは、反面、HAYATOにこだわり続けていたのかもしれない。

トキヤくんは、歌えさえすればHAYATOでもよかったんじゃないのかな、ってどこかでずっと不安だったのかもしれない。

そんなこと、一度も言ったことないのにね。

 

 

 

 

 

 

 


だから、カレイドスコープが衝撃だった。

 

 

 

 

 

 

あんな、きらきらした笑顔で歌うトキヤくんなんて初めて観た。

全身全霊で、楽しい!って顔をするトキヤくんなんて観たことなかった。

 

 

 

それから、きらきらした歌が、やっぱり世界で1番似合うと思った。

 

 

 

クールに見えるけど笑うと可愛いところとか、

さらっと高音を綺麗に歌っちゃうところとか、

相変わらず努力家なところとか、

 

 

 

わたしはトキヤくんのことを何も知らなかったけど、わたしが知ってたトキヤくんのきらきらしてたところは健在で、

ああやっぱり最高のアイドルだなあと思った。

 

 

 

私がなりたかったのは、トキヤくんから一身に愛を注がれる七海春歌ちゃんじゃなくて、

アイドル・ST☆RISHの一ノ瀬トキヤくんのことを好きだー!って大きな声でいえる、あの世界線のファンだったんだ。

 

 

 

 


映画、観られて本当によかったなあ。

 


改めてトキヤくんのことをもっと知りたくなった。アイドルとファンとして。

 

 

 

 


早く2回目が観たくて仕方ない。

もっとアイドルのトキヤくんのことが知りたい。

少しでも長く、この素敵なライブを観ていたい。

 

 

 

 


きっとこれからも、わたしはトキヤくんの全てを知ることはできないんだと思う。

DolceVitaも楽しみにしてたけど、なんかもう触れない方がいいのかもな、とも思ってる。

トキヤくんの裏側じゃなくて、本心じゃなくて、ただきらきら歌ってるところをこれからも大きな声で好きだー!って言い続けたいと思う。

 

 

 

うたプリはそんな楽しみ方も

そんなわがままなおたくのことだって許してくれるコンテンツだと思うから、

 

 

 

 


人生を変えて世界を広げてくれたアイドル、一ノ瀬トキヤくんを

 


これからもずっと好きでいさせてね!

 

 

 

(とはいえたぶんDolceVitaは買います)(頼むから売ってくれ)